石光商事の4〜9月期、純利益13%増 コーヒー生豆など好調で増収効果

20181110石光商事決算グラフ

 石光商事が9日発表した2019年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比13%増の1億5200万円だった。コーヒーが生豆、加工品とも伸びたほか、水産物と農産物の販売が順調だったことで増収効果が寄与。受取配当金や、持ち分法による投資利益の減少、税金費用の増加などを補った。

 売上高は2%増の191億円、営業利益は39%増の1億9200万円だった。コーヒー・飲料部門の売上高は5%増の64億円。紅茶原料は海外生産国の政情に関する影響などから供給が減少したが、コーヒーなどの伸びで補った。食品部門は1%増の111億円。このうち水産は外食チェーン向けなどのエビ、タコが順調だった。

 19年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は8%増の4億7500万円を見込む。年間配当金を前期比2円増配の12円(中間なし)にする計画も維持した。

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