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家次神商会頭、世界景気「貿易戦争含めこれからの懸念多い」 現状落ち込みなし

 神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長)は5日に開いた定例記者会見で「足元の景気はそんなに悪くないとみられているが、貿易戦争含めこれからを懸念する(経営者の)方々多い」と述べ、景気の先行きを慎重に見守るとの見方を示した。「為替相場は安定しているが、株式相場が軟調なのは懸念事項」「中国で事業をやられている方々から、少し需要が落ちているということはお聞きする」と、慎重になりやすい外部環境を説明した。ただ現状では「全般的な落ち込みはない」と強調した。

 国会で議論が進んでいる外国人労働者の受け入れについては、「恒常的な人手不足の中では外国人の力をお借りすることも大事なこと」と受け入れに前向きな見方を示した。「やみくもにということではなく、技能を持たれている方ということで、政府でもそういう話になっている」述べ、政府の方針をおおむね歓迎していることを表明。一方で「日本語が難しいという壁がある」とも指摘し、「自動翻訳などの活用で、日本語の条件を緩和することも必要ではないか」との見方も示した。

 構想段階から20周年を迎えた神戸医療産業都市についても触れ、「これからの20年は、(集積したノウハウなどを)いかに産業化するか」が今後の展開を左右するとの展望を語った。スーパーコンピューター「京」後継機の立地が神戸医療産業都市に決まったほか、病院群の集積も進んており「ファシリティ(施設)はかなりできてきたが、そうした中でいかにシナジー(相乗効果)を出していくか」が引き続き課題だと改めて述べた。さらに「医療産業都市をPRを全国的に、場合によってはグローバルにしていく必要があるとも考えている」との見方も示した。

 三宮再開発についても記者の質問に答え「南北交通の充実が重要」と改めて強調。植村武雄副会頭(小泉製麻会長)が「何よりも実行することが大事」と事業の加速を求めたうえで、「実行の過程でも神戸経済にプラスの効果を出すであろう」と付け加えた。

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