岩谷産業が神戸医療産業都市に拠点 輸送・保管用ガス、容器、設備など一括提供

 神戸市は、LPガスや産業ガスの岩谷産業が10月に神戸医療産業都市で拠点を開設したと発表した。再生医療分野で事業を展開するのがねらいとしている。神戸市中央区港島9の「神戸インキュベーションオフィス(KIO)」に入居。すでに新拠点での操業を開始したという。

 再生医療分野の細胞製品を製造するのに加え、保管・輸送に使う液体窒素・炭酸ガスの供給、凍結保存容器、ドライシッパー(凍結搬送容器)、ロボットなどの設備を一括して提供。顧客は実験設備などをワンストップで入手できるようにする。

 岩谷産業は川崎重工業と組み、神戸空港島でオーストラリアから船舶で輸送する液化水素の輸入基地を建設中。水素サプライチェーン(供給網)構築の拠点として、2020年に本格稼働を計画している。

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