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ワールド、第三者割り当てによる自社株売却実施せず オーバーアロットメント分

 ワールドは25日、野村証券に対して予定していた180万9000株の第三者割り当てによる自社株売却を実施しないと発表した。東京株式市場でワールド株が、野村証券に対する売却価格として予定していた2755円を下回って推移していることから、野村証券が購入を申し込まなかったため。

 ワールドは東証1部への再上場に伴い、1485万株の公募による自社株売り出し、183万3000株の大株主による売り出しに加え、主幹事の野村証券が大株主から180万9000株の株券を借りて、同時に売り出すオーバーアロットメントによる追加売り出しを実施していた。

 野村証券が大株主に180万9000株を返却するための株券を手当てする目的で、ワールドは同株数の第三者割り当てによる自社株売却を準備していた。ただ上場後の株価が、予定していた売却価格(2775円)をほぼ一貫して下回ったために、野村証券は市場で株券を買い戻して大株主に株券を返却する。

 新規上場直後の株価が低迷した際に市場で買い需要を作り出す、オーバーアロットメントによる追加売り出しが機能を発揮した形だ。もっともワールド株は上場初日の9月28日に、野村証券が買い戻す180万9000株を大幅に上回る287万5100株の売買が成立していた。

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