ビオフェルの4〜9月期、税引き利益4%増 販管費の抑制で一転増益

20181025ビオフェル決算グラフ

 ビオフェルミン製薬が24日発表した2018年4〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比4%増の13億円だった。前年同期に比べて販促費や広告宣伝費などを圧縮し、販管費を抑制したことなどが寄与した。売上原価も改善したという。従来予想である11億円(12%減)から一転して増益を確保した。営業利益は3%増の19億円。

 売上高は4%減の29億円になった。主力の「新ビオフェルミンS」を含む一般用製品の国内販売が、昨年10月に武田薬品工業から大正製薬に移った。これに前年同期には、円滑な販売継続を目的とした大正薬の販路への前倒し出荷があった反動が表れた。新ビオフェルミンSの売上高は1.5%減の36億400万円になった。

 2019年3月期の業績予想は据え置いた。税引き利益は前期比4%増の23億円になる見通しだ。

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