神戸空港の上半期、旅客数が2年連続で最高 台風などで9月は5%減

20181023神戸空港エアドゥ

 関西3空港を運営する関西エアポート(大阪府泉佐野市)は23日、2018年上半期(4〜9月期)の神戸空港の旅客数が161万人だったと発表した。前年同期の158万人を約2%上回り、2年連続で過去最高を更新した。国内景気の回復などを背景に、羽田便や那覇便など主力路線の利用率(供給座席数に対する旅客数の割合)が上昇したことなどが寄与した。(写真は神戸空港に到着したエア・ドゥ機=資料)

 神戸空港の定期便は1日30往復(60便)を上限にする運用規制があり、このところ便数は上限の60便近辺で推移。このため旅客数の増加には空席の減少が必須になっている。全60便のうちスカイマークと全日空の合計で1日に18便を占める主力の羽田便でみると、16年度通年で81.9%だった利用率が、17年度通年で83.6%、18年度の4〜8月で85.9%と上昇傾向をたどった。

 同時に発表した9月の神戸空港の旅客数は前年同月比5%減の26万6620人だった。台風21号と台風25号の影響で一時的に滑走路を閉鎖したのに加え、北海道胆振地震のため新千歳便の一部が欠航になったのが響いた。

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