アシックスが7日ぶり反落 イニエスタ選手との契約には反応限定的

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 22日の東京株式市場ではアシックス(7936)が7営業日ぶりに反落した。前週末19日まで6日続伸し、この間に約11%上昇したこともあり、利益確定の売りが先行したもよう。午後の取引時間中にサッカーJ1のヴィッセル神戸で、元スペイン代表のアンドレス・イニエスタ選手とのアドバイザリー契約を発表。世界を代表する人気サッカー選手との契約になったが、同社株の反応は限定的だった。売買高も101万株と19日(133万株)を下回った。

 アシックスの尾山基会長CEOは22日午後に記者会見し、イニエスタ選手との契約を機に「グローバルでサッカービジネスの拡大に再度挑戦していく」との方針を明らかにした。同社はすでにヴィッセル神戸や日本代表選手などを支援しているが、サッカー事業は米ナイキや独アディダスに大きく水を開けられている。イニエスタ選手との契約も含め、サッカー事業への投資が財務的な負担になるか見極めたいとの見方もくすぶっているようだ。

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