本庶佑氏が講演、約700人が集まる 神戸国際創薬シンポジウム
- 2018/10/19
- 17:15
神戸市と神戸医療産業都市推進機構(神戸市中央区)は19日午後、同日午前に開いた神戸医療産業都市の20周年記念式典に合わせて「神戸国際創薬シンポジウム」を神戸市内で開催した。推進機構の理事長を務める本庶佑・京都大学特別教授が2018年のノーベル生理学・医学賞を受賞したことから、これを記念したシンポジウムとして開催することになった。本庶氏を含む4人が講演し、新たな医薬品を開発する「創薬」について、それぞれ独自の視点で話した。
シンポジウムには事前に申し込んだ700人が聴講に集まった。本庶氏はノーベル賞を受賞した理由にもなった、がん細胞への免疫による攻撃を阻む物質「PD-1」を発見したことから、がんを免疫にによって治療する方法を開発した経緯などを話した。本庶氏のほか、塩野義製薬創薬疾患研究所の吉永智一氏、カリフォルニア州立大学サンディエゴ校のナポレオン・フェラーラ氏、米イーライ・リリーのデイビッド・A・コリアー氏が講演。座長は神戸医療産業都市推進機構・先端医療研究センター長の鍋島陽一氏が務めた。
シンポジウムには事前に申し込んだ700人が聴講に集まった。本庶氏はノーベル賞を受賞した理由にもなった、がん細胞への免疫による攻撃を阻む物質「PD-1」を発見したことから、がんを免疫にによって治療する方法を開発した経緯などを話した。本庶氏のほか、塩野義製薬創薬疾患研究所の吉永智一氏、カリフォルニア州立大学サンディエゴ校のナポレオン・フェラーラ氏、米イーライ・リリーのデイビッド・A・コリアー氏が講演。座長は神戸医療産業都市推進機構・先端医療研究センター長の鍋島陽一氏が務めた。
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