「こうべ花時計」現在の場所で最後の植え替え 18日・庁舎建て替えで移設

20181016花時計最後の図案

 神戸市は16日、同市役所の北側にある「こうべ花時計」の現在の位置での最後の植え替えを18日に実施すると発表した。1957年4月に国内初の花時計として設置されて以来、61年で505回目の植え替えになる。最後の図柄は、花時計の植替え500回を記念して昨年募集した図案の当選作を採用。須磨離宮公園(神戸市須磨区)にあるバラの品種「茜離宮」をモチーフにした。(図=神戸市提供)

 神戸市は2019年度内に建て替えを目的に3号館の解体工事に入る予定だ。ただ3号館の屋上には1、2号館を含む庁舎全体の冷房設備があり、これを花時計の場所に移設する。玉突きで花時計は東遊園地に移設する計画だが、東遊園地の再編計画が固まっておらず、しばらくは花時計の移設先は決まらない見込み。このため移設後は当面、再開されない可能性も高い。

 神戸市は現時点で花時計を現在の場所から撤去する日程を発表してないが、今回が最後の植え替えであることは明示。普段は比較的ひっそりとしている花時計だが、植え替え終了後は記念撮影する人などでにぎわう機会も増えそうだ。

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・三宮再開発 花時計は移設も、神戸市役所2号館の建て替え基本構想 (2018/02/08)

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