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ホンダの三部常務執行役員、既存自動車メーカの強み「車をよく知っていること」

20181002ホンダ三部敏宏常務執行役員

 ホンダの三部敏宏・常務執行役員(本田技術研究所副社長、写真)は2日、電気自動車(EV)を開発・販売するうえでの既存自動車メーカーの強みについて「やはり自動車をよく知っているということに尽きる」との見方を示した。現在の主要なEVメーカーは、米テスラ以外のほとんどが、エンジンを使った自動車を作っているメーカーであることについて、記者の質問に答えた。

 三部氏は「確かに電気自動車はバッテリーとインバーターとモーターをつなげばできる」としながらも、「EVの最大の弱点は、バッテリーの劣化」と指摘。たとえば購入して数年後に中古車として売却する際、バッテリー劣化が原因で「価値がゼロということにもなりかねない。それをどのように回避するのかというのが、大きなノウハウ」と説明した。

 そのうえでホンダは「EVを充電をしやすくしたり、外部と通信して自動車を制御しやすくしたり、といった機能やサービスの充実によって、他社に勝っていけるのではないか」と話した。「そのために必要なことは何か、というのを考えるうえでは、エンジンの車を作っていた経験が生かされる」と語り、EVが中心の時代に移行しても同社のノウハウの蓄積が経営資源になると強調した。

 三部氏は、神戸国際展示場(神戸市中央区)などで1日から開催している電気自動車の国際会議・展示会「第31回国際電気自動車シンポジウム・展示会&EV技術国際会議2018」(主催・日本自動車研究所)で、神戸経済ニュースの取材に応じて話した。

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Author:kobekeizai
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