三宮再開発 新・三宮図書館は約1500平米に拡張か 新バスターミナル内に開設
- 2018/09/29
- 00:18
神戸市中央区雲井通に建設するバスターミナルのビルに入居する予定の新・三宮図書館について、神戸市が作成した基本計画案では「東灘図書館(1485平方メートル)程度の規模は必要」としている。現在の606平方メートルから1500平方メートル規模と、床面積を約2.5倍と大幅に拡張すると見込まれる。神戸市は公表した基本計画案をもとに、意見募集(パブリックコメント)を実施する。
計画案では三宮図書館に座席数と蔵書数の増加を求める声が多いと紹介。図書館の規模やビル内での位置などは「ビルの魅力を高めるという全体の検討の中で決定されるもの」としながらも、「開放的で魅力的な空間」「居心地の良い読書空間」をめざす観点から、大幅に拡張する必要があると指摘した。利用はバスターミナルビルと同じ2025年ごろになる見込みだ。
バスターミナルは神戸市など建設予定地の地権者が出資した再開発会社が建設する。ビルの設計などを担当する事業協力者は三菱地所を代表とした企業グループだ。三菱地所などは、低層階の最上部に開設する屋上庭園を中心に、ビジネス支援機能やホテルのラウンジなどを集めた「知のリビング」の構成要素として、三宮図書館「スカイライブラリー」(図=発表資料より)を設置することを提案している。
神戸市は同時に新・西図書館の基本計画案についても意見募集を実施する。三宮、西とも募集期間は10月2〜23日。意見募集の要領をまとめたサイトを開設した。郵送、メール、持参などで意見を提出することができる。
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