CFのキャンプファイヤー「ピオレ姫路」で資金調達支援 神戸SC開発と業務提携

20180926ピオレラボ

 クラウドファンディング専用サイト大手のキャンプファイヤー(東京都渋谷区)は26日、JR神戸線の沿線で駅ビルなどを運営するJR西日本傘下の神戸SC開発(神戸市東灘区)と業務提携契約を結んだと発表した。神戸SC開発が運営する姫路駅隣接の商業施設「ピオレ姫路」で新たに開設する特設スペース(図=キャンプファイヤー提供)で、キャンプファイヤーを使ってクラウドファンディング を実施中の商品を展示して、資金調達を支援する。キャンプファイヤーが、資金調達を実施中の商品を展示するのは初めて。

 神戸SC開発は10月19〜25日にピオレ姫路に特設スペース「ピオレラボ」を開設。目新しさを持つショップなどを期間限定で出店させる。第一弾として、キャンプファイヤーを活用して資金調達するプロジェクトを紹介。試作品などを実際に手に取れるようにしたうえで、気に入った商品はスマートフォンなどを使って、その場でクラウドファンディングに参加できるようバーコードなどを準備する計画という。食品など資金調達中の3商品ほどを展示する予定だ。

 キャンプファイヤーは、同社を活用する起業家支援の強化を近畿地方で模索していたところ、JR西日本傘下の神戸SC開発と業務提携の話が進んだ。かつて大阪駅に隣接する商業施設で、クラウドファンディングで調達した資金をもとに開発された商品を販売したのが縁になったという。今後もキャンプファイヤーは、自社のノウハウを提供すると同時に、神戸SC開発の店舗の一角を活用する形で起業家らへの支援を強化したい考えだ。

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