森田大和リース社長「非常時も日常時もランドマークに」 鈴蘭台の新駅ビル開業
- 2018/09/25
- 10:33
神戸電鉄の鈴蘭台駅(神戸市北区)では25日、ホーム上層に新築した駅舎と再開発した新駅ビルが開業した。同日朝に開いた開業式典では、再開発ビルの特定建設者で管理者になる大和リース(大阪市北区)の森田俊作社長があいさつし、このところ地震や豪雨と災害が続いたことを受けて「非常時も日常時もランドマークとしての機能を発揮したい」「今後とも施設の管理者として尽力する」と新ビル運営への意欲を語った。
久元喜造神戸市長はあいさつで、「来年度は駅前広場も整備する」と計画を説明。そのうえで「思いつきだが、駅前にスズランを植えるか、周辺に自生してスズランに似た花が咲くアシビを植えると鈴蘭台らしさにつながるのではないか」と述べ、駅前のイメージ向上に意欲を見せた。鈴蘭台の新駅ビルには1〜3階が商業施設で、4〜7階に北区役所が入居。いずれも同日から業務を開始する。
式典では新ビルの開業を記念したテープカットに続き、鈴蘭台高校ダンス部がチアリーディングを披露し、式典を盛り上げた(写真)。新ビル3階の「すずらん広場」では、「鈴蘭台駅前まちびらき」として午後7時まで鈴蘭台高校や神戸親和女子大学の部活動による演奏やゲーム大会、ジャズの演奏会などを開催。鈴蘭台駅ビルの開業を祝う。
みなと銀行鈴蘭台支店も同日から新ビル2階で営業を開始。服部博明頭取が店舗を訪れ、始業前の朝礼で店舗の担当者らを激励していた。
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