トーホー、株主優待制度を変更 長期保有の株主を優遇

20180918トーホー株主優待

 トーホーは18日、株主優待制度を変更すると発表した。1年以上保有する株主を優遇する内容にして、個人投資家の長期保有をうながす。同社商品と買い物割引券の組み合わせを選べるようにした。さらに同社が展開する食品スーパー「トーホーストア」などの店舗が近くにない株主のために、買い物割引券の代わって社会貢献への寄付を選べるようにした。2019年1月期末の株主から導入する。

 これまでは年に2回、1月末と7月末の株主を対象に、保有する株式数に応じて買い物割引券を配布してきた。これを年1回に改めて、決算期末の1月31日時点の株主を対象とする。過去1年間を遡って、前の1月末、7月末、次の1月末と3回以上連続で、同じ株式番号で株主名簿に掲載された株主は1年以上保有しているとみなし、株主優待制度で優遇する。

 200株以上を1年以上保有することで、株主優待のA〜Dコースを選べるようにした。買い物割引券はトーホーストアのほか、業務用食品現金卸売り事業の店舗「A-プライス」で使用できる。だが店舗が近くにない投資家に配慮して社会貢献への寄付に振り替えられるようにした。社会貢献のコースを選択すれば、同社株に機関投資家などが投資しやすくなる可能性もある。

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