兵庫県7月の有効求人倍率1.45倍 前月比0.02ポイント上昇

 兵庫労働局が31日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.02ポイント上昇の1.45倍だった。有効求人数が前月比0.1%減と微減で推移する一方、有効求職者数が1.6%減と減り方が大きかったことが影響した。兵庫労働局は雇用情勢について「着実に改善が進んでいる」と見方を示した。6月の「改善が進んでいる」から情勢判断を前進させた。

 雇用の先行指標とされる新規求人倍率は2.20倍と前月比0.05ポイント低下した。

 企業の新規求人(原数値)を業種別にみると、建設業が前年同月比7.2%増えた。製造業も5.6%増と増加が目立った。半面、宿泊業・飲食サービス業は2.8%減った。

 全国統計では、厚生労働省が31日発表した7月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント上昇の1.63倍だった。

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