トーホー、シンガポール子会社を統合 新社名「トーホーシンガポール」
- 2018/08/28
- 23:21
トーホーは、シンガポールで日本食の食材を卸売りする完全子会社3社を、2019年8月1日付で統合すると発表した。3社の中で最も売上高が大きいシマヤトレーディングが存続会社になり、マルカワトレーディングとトモヤ・ジャパニーズフード・トレーディングの2社を合併。新会社名を「トーホーシンガポール」にする。3社体制だったシンガポール事業の経営効率を高め、事業を強化するのがねらい。27日にトーホーが開いた取締役会で合併を承認した。
15年12月にマルカワ社、17年1月にトモヤ社、17年11月にシマヤ社を順次傘下に収め、トーホーはシンガポールでの業容を拡大してきた。17年12月期の収益は3社で合計すると売上高が22億円、当期純利益は1億7600万円になる(トモヤ社は決算期変更のため9カ月決算)。今後は効率的に日本食市場の拡大や、シェア向上などに力を入れるとみられる。
一方で、トーホーは21日に、シンガポールで業務用青果卸売りの「フレッシュダイレクト」と、青果加工業の創業を準備している「キッチノミクス」の2社について、10月1日付で全株式を取得すると発表していた。取得費用は合計41億9500万円。シマヤ社など合併する3社は、いずれも青果の取り扱いが少なく、品ぞろえ拡充と販路拡大につなげるとしている。
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