兵庫県の元町再開発、23日に第1回検討委 神戸市副市長も委員で出席へ
- 2018/08/20
- 14:12
兵庫県は20日、本庁舎(神戸市中央区)の建て替えを含めた元町地域の再開発について23日に検討委員会の第1回会合を開催すると発表した。兵庫県の井戸敏三知事が7月31日に開催した定例記者会見で、神戸市中央区にある兵庫県の本庁舎1号館(下の写真左)や同2号館(同右)に加え、隣接する兵庫県民会館などを建て替える方針を表明。これを受けて整備の方針などについて検討する。
同時に兵庫県が発表した委員名簿によると、座長を務めるとみられる神戸大の安田丑作名誉教授ら9人を委員に任命(表)。幅広い分野の識者から、意見を集めて構想をまとめたい考えのようだ。神戸市の玉田敏郎副市長も、委員として会合に出席するという。兵庫県は11月にも基本構想を取りまとめる考えだ。
兵庫県は今年度に入って耐震診断を実施し、この結果から本庁舎の立て直しが必要と判断。井戸氏は7月31日の記者会見で、2025年度にも新庁舎を完成させる意向を示していた。費用は総額で600億円程度になると見込む。さらに元町駅の北側から諏訪山公園にかけての再開発にもつなげたい考えとしていた。
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