上組の4〜6月期、純利益9%減 増収も人件費や外注費の増加が重荷

20180810上組決算グラフ

 港湾運送大手の上組が10日に発表した2018年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比9%減の46億円だった。取り扱い貨物の増加で増収だったが、人件費や外注費の増加が重荷になったのが響いた。前年同期に特別利益として計上した補助金1億7000万円がなくなったのも減益要因だ。

 売上高に相当する営業収益は5%増の685億円、営業利益は2%減の61億円になった。国内物流の営業収益はコンテナの取り扱い増や自動車の取り扱いが堅調で、3%増の573億円。国際物流事業は2%増の81億円だったが、プロジェクト輸送貨物が減少して減益だった。建設機工工事や再生エネルギー事業など「その他」は好調だった。

 19年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は1%増の180億円を見込む。年間配当は45円(うち中間22円)にする計画も維持した。

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