三ツ星ベルト株が大幅高 4〜6月期の好業績で高値引け

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 7日の東京株式市場では三ツ星ベルト(5192)が大幅高。朝方から軟調に推移していたが、後場中ごろに上げに転じ、大引けにかけて上げ幅を拡大。前日比85円(6.27%)高の1441円とこの日の高値で引けた。午後2時に2018年4〜6月期の連結決算を発表したのが買いのきっかけ。純利益は前年同期比18%増の20億円だった。同社は18年4〜9月期、19年3月期通期と減収減益の見通しを示していたことから、意外感のある好業績と受け止められたもようだ。

 欧州と米国で新規受注を獲得するなど、海外で自動車用ベルトが好調だった。国内でも一般産業用ベルトが順調で、4〜6月の増収増益につながった。一方で連結業績予想は据え置いた。業績予想の前提になる為替レートの1ドル=100円、1ユーロ=110と、現在よりも大幅に円高・ドル安水準で据え置いている。このため海外での収益が膨らみ、今期の業績は会社予想から上振れるとの連想にもつながりやすいとみられる。

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