カルナバイオ株が3日続落 前日1〜6月期の最終赤字を発表

神戸株アイコン

 7日の東京株式市場ではカルナバイオサイエンス(4572)が3日続落。終値は前日比74円(5.15%)安の1363円とややきつい下げになった。一時は1350円まで下落した。前日に2018年1〜6月期の連結決算を発表。最終損益は4億8900万円の赤字(前年同期は3億1600万円)と、前年同期に比べて赤字幅が拡大したのが嫌気された。前臨床試験を始めた創薬案件への投資を中心に研究開発費4億6800万円を計上したことなどが響いた。

 研究開発費は上期に計上した分も含めて、今期は年間で10億円を投じる予定だ。このうち半分近くを上期に計上した計算だ。最終損益が7億5800万円の赤字(前期は7億3700万円の赤字)とする通期の会社予想も据え置いた。このため上期の赤字は本来、株価に織り込み済みとも考えられる。今後も一方的に売られる展開にはなりにくく、ひとまず1300円の節目などが下値のめどになるとの見方も出ていた。

▽関連記事
関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

広告

★神戸経済ニュースからのお知らせ

広告