井戸兵庫知事、神戸ビーフ情報発信拠点「新神戸のANAクラウンプラザで」

20180806井戸業後知事記者会見

 兵庫県の井戸敏三知事は6日に開いた定例記者会見で、兵庫県が整備を進めている神戸ビーフ・但馬牛の情報発信拠点について「新神戸のANAクラウンプラザ(ホテル)の低層棟で検討を進めている」と明らかにした。2018年度内にも開業させる見通しという。兵庫県は県政150周年記念事業の一環で、神戸ビーフを提供するレストラン「神戸ビーフ館」整備を掲げている。

 井戸氏は記者会見での配布資料を指し、「今年中と承知していたが、この資料をみると年度中になっていて、(井戸氏が)知らないうちに3カ月ずれていた」と話した。そのうえで「いずれにしても神戸ビーフの関係団体とも一緒に進めなければならないので、そのような意味でも慎重を期しているのではないか」と話した。

 一方、ここ数年の神戸ビーフ・但馬牛の価格高騰については、「供給量を増やしていく努力を積み重ねていく」と話し、価格を安定させたい意向を強調した。和牛登録協会によると繁殖可能な但馬牛の雌牛は17年に1万3158頭と、前年度比で233頭増加。兵庫県が同日示した、神戸ビーフの供給力強化の進捗状況では、「枝肉価格と子牛価格が過去最高水準で推移していることから、増頭意欲が回復した」と分析した。

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