UBER Eatsが神戸市内でサービスを開始 中央区など、今月中は配達料無料
- 2018/08/05
- 22:46
カーシェアリングサービスの米Uber(ウーバー)が展開する個人向けの食品配達(出前)サービス「UBER Eats(ウーバーイーツ)」のサービスが神戸市内の一部で始まった。サービスを開始した7月31日時点で、サービス地域は兵庫区、中央区、灘区の一部(地図=公式ブログより)とした。著名な飲食店などの人気メニューが自宅でも気軽に楽しめるようになる。サービス開始を記念して、通常一律380円(税込み)の配送手数料を8月中は無料にする。(写真は神戸市内で撮影)
UBER Eatsは、Uber社と提携した飲食店と配達員、出前依頼の注文をマッチング(付け合わせ)する仕組み。2015年にトロントでサービスが始まった。専用のスマートフォン(スマホ)向けアプリかウェブを通じて注文すると、飲食店に注文が届くと同時に、飲食店近くにいる配達員に配達の依頼が届く。注文時にクレジットカードで代金決済する。飲食店にとっては自前で配達員を雇う必要がないうえ、配達員も空き時間などに副業として始められるとして、Uberは世界的にサービスを拡大している。
従来は東京を中心に関東でサービスを展開してきたが、今年に入って4月に大阪市、7月に京都市と近畿地方で相次いでサービスを開始した。神戸市内では飲食店のほか洋食風の総菜店(デリカテッセン)やパン店などがUberと提携しているが、カレーやハンバーガーなどが人気とみられる。Uberは神戸市内の提携飲食店や配達員を引き続き募集し、規模の拡大をめざしているようだ。公式ブログによると、サービス地域を順次拡大していくとしている。
UBER Eatsは飲食店にとって販路拡大になるうえ、消費者の利便性向上につながる面が大きいとの見方は多い。一方で、食品衛生上の問題や配達員の労働条件など、不透明な点があるとの指摘も出ている。
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