神戸電鉄の4〜6月期、純利益27%増 神戸市北区の土地販売が寄与

20180731神戸電鉄決算グラフ

 神戸電鉄が31日に発表した2018年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比27%増の8億2400万円だった。不動産業で、神戸市北区にあった販売用のまとまった土地を売却したのが寄与した。主力の運輸業では「鉄道開業90周年事業」を展開する一方で、コスト削減も進めた。

 売上高に相当する営業収益は5%増の61億円、営業利益は3%増の9億1700万円だった。食品スーパーは苦戦が続いたが、不動産の増収増益で補った。食品スーパーの「神鉄食彩館」では従来の会員カードを、4月から電子マネーが付いた「しんちゃんカード」に一新。顧客の囲い込みで増収をねらう。

 19年3月期の連結業績予想は従来予想を据え置いた。増収ながら純利益は前期比2%減の12億円を見込む。

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