FC2ブログ

神明、自社工場で精米したコメの中国向け輸出を開始 記念式典を開催

20180730中国向け米輸出記念式典

 コメ卸国内最大手の神明は30日、自社工場で精米したコメの中国向け輸出を開始した(上の写真)。輸出用のコメを保管していた神戸市東灘区にある上組の倉庫で同日、中国向け輸出の記念式典を開催。同社の藤尾益雄社長(上の写真中)や元農相の西川公也・内閣官房参与(下の写真左)ら政府関係者に加え、中国の輸出入関係者など約50人が、第1号便として出荷するために倉庫から積み出される富山県産コシヒカリを見送った。

 日本産のコメを中国向けに輸出するには、中国政府が認可した日本国内の施設で精米・くん蒸するのが植物検疫の条件になっている。この指定工場の認可を今年、神明傘下の神明きっちん阪神工場(西宮市)が取得したことで、自社工場からの米輸出が実現した。認可取得は2007年に全農パールライスの神奈川精米工場(神奈川県綾瀬市)が国内で取得して以来11年ぶりの2例目。

 同社は2008年よりコメの輸出を開始したが、全農パールライスに精米などを委託して輸出する必要があり、輸出できる数量も限られていた。今後は自社工場で手がけられるため、生産計画などが立てやすくなる。まず30日から中国の大連港に向け、最初の受注である約17トン分の出荷を開始。9月上旬に現地の店頭に並ぶ予定としている。さらに第2弾として25トン分の受注があり、今秋にも出荷を開始する見通しだ。

 藤尾社長は式典であいさつし、中国向け輸出の拡大に向けて(1)現地法人との連携強化(2)外食店など業務用需要のさらなる開拓(3)ネット通販の強化(4)携帯電話会社のポイント特典など新たな販路開拓--と、4つの施策を重点的に取り組むと強調。中国向けには20年に2000トン、25年に1万トンを輸出する目標を改めて強調した。

20180730輸出用コメ試食会

 式典終了後は東灘区内のホテルに移動して輸出用コメの試食会を開催(2枚目の写真)。式典に出席した政府関係者らが、今回輸出する富山県産コシヒカリで作った握りめしや、次回以降の輸出で出荷する計画の兵庫県産米などの料理を味わった。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

神戸経済ニュースについて

kobekeizai

Author:kobekeizai
神戸市域の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事が書き下ろしです。詳しくはこちら。

広告