神明の藤尾社長、株式上場「2025年よりももう少し早く」 

20180730藤尾社長

 コメ卸国内最大手である神明の藤尾益雄社長は、30日午前に開いた中国向け日本産米輸出の記念式典後、記者団に対し「株式上場は2025年よりも、もう少し早くしたい」との意向を述べた。同社は2025年にグループ売上高1兆円を目指す計画を示している。売上高の拡大に向けて神明では、傘下の回転すしチェーンの海外展開などで、海外での需要増を誘うコメの用途拡大をめざす。

 藤尾氏は「2025年の米穀事業は100万トン、このうち約1割を輸出にしたい」と話す。出荷額にすると約200億円程度が見込まれるという。こうしたなかで中国向けは「一番可能性がある(市場)。世界のコメの消費量の3割ぐらいのシェアがある」と述べ、同日から始まった自社工場を通じた中国でのコメの販売拡大に対して意欲を述べた。

 記念式典は日中の輸出入関係者ら約50人が出席した。

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