六甲ライナー新型車「3000形」が8月31日デビュー 8月26日に試乗会

20180720六甲ライナー3000形

 神戸市が株式の77%を保有する神戸新交通は20日、神戸市東灘区の住吉駅と六甲アイランドを結ぶ「六甲ライナー」で8月31日に新型車(写真=神戸新交通の関連資料より)を投入すると発表した。新型車は「3000形」で、緑青(ろくしょう)を基調とした落ち着いた外観。今後5年程度で全11編成が3000形に入れ替わる。8月26日には一般向けの試乗会を開催し、参加者の募集も開始した。

 外観が現在の車両から大きく変化したほか、走行安定性や乗り心地が向上させた。車内には防犯カメラを設置した。現在の車両よりも床面の高さを下げ、ホームとの段差を解消。車いすやベビーカーでも乗り降りしやすくした。一方で、決まった区間を走る際に窓ガラスが不透明になる「瞬間曇りガラス」を採用し、沿線住民のプライバシーに配慮する仕様は維持した。

 試乗会は六甲アイランドの六甲島検車場で開催。参加者160人を募集し、希望者多数の場合は抽選になる。往復ハガキに必要事項などを書き込み、8月11日までに神戸新交通に申し込む。1枚のハガキで5人まで応募できる。

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