「テスト販売、神戸市内の公共施設でできます」 神戸空港や地下鉄駅など
- 2018/07/18
- 21:59
神戸商工会議所と、神戸市の外郭団体である神戸市産業振興財団(神戸市産業振興財団)は今年度から、神戸市が保有する公共施設の一角を期間を区切って販売スペースとして貸し出す「販売チャレンジ パイロットショップ」事業を始めた。14〜16日に「道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢『FARM CIRCUS』」(神戸市北区)で伸晃園(神戸市兵庫区)の緑茶と、グリーン・パック(同)のカレーパンを販売した。
神戸市内の中小企業向けに販路開拓を支援する一環として、神商と振興財団が共同で実施する。貸し出す場所はFARM
CIRCUSのほか、神戸空港ターミナルや神戸市営地下鉄の駅構内など5カ所(表)。いずれも人通りが期待できる場所で、中小企業が新商品を開発した際にテスト販売や市場ニーズの把握などに使える。出店費用は1日あたり5400円(神戸商工会議所の会員企業は2160円)と安価に設定した。
運営は神商の経営支援センターが担当する。2018年度は試験的に各場所で2〜5回、のべ40日程度の実施を予定する。今後は25〜27日に地下鉄・西神中央駅で神戸メリケン工房(神戸市灘区)の焼き菓子、28・29日にFARM
CIRCUSで美人ぬか本舗(神戸市兵庫区)の米ぬか石鹸とエム・エム・エス(神戸市中央区)の木製雑貨を販売する予定などが決まっている。19年度は通年で、複数の場所で同時に実施できるようにしたい考えだ。
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