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4〜6月期決算、1ドル=113円の円安影響など焦点か 発表予定一覧

20180718決算発表予定一覧

 2018年4〜6月期の決算発表が始まる。神戸市に本社を置く会社では、アジュバンコスメジャパンが20日に先陣を切って発表。主要企業では31日に川崎重工業、8月1日に神戸製鋼所、8月3日にシスメックスが発表を予定する。足元では1ドル=113円台に下落するなど円安・ドル高の影響を、19年3月期の収益予想にどう織り込むかが焦点になりそうだ。

 川重は19年3月期の連結営業利益が前期比34%増の750億円になる見通し。ただ、予想の前提になる円相場は1ドル=107円だ。同社の営業利益は1ドルあたり1円の円安で年21億2000万円押し上げられることから、4〜6月期の平均が1ドル=110円だったとすると3カ月間で営業利益が15億円程度膨らむ計算だ。

 多くの会社は通常、第1四半期を終えたところで通期の業績予想を見直さないことが多い。ただ米国は利上げが続く一方、日本は大規模な金融緩和が続く。両者の金融政策の違いから金利差が拡大し、一段と円安が進むとの見方は少なくない。円安を織り込む形で会社予想を引き上げる会社があれば、今期の好業績に対する自信と市場で受け止められそうだ。

 加えて国内総生産(GDP)が世界で1位と2位の米中による貿易摩擦を受けて、世界景気が悪化するとの懸念がある。輸出企業の足元の業績は、そうした懸念が現実になるかを見極めるうえで注目される可能性が高い。世界景気に収益が左右されやすい自動車関連では、住友ゴム工業が8月7日に18年1〜6月期決算の発表を予定している。

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