海の日、メリケンパークで「神戸港ボート天国」 一部船艇が不参加もにぎわう


 神戸港のメリケンパーク東海域では16日、1990年から開催している「神戸港ボート天国」を海の日の行事として実施した。午前9時20分からの開会式では神戸海洋博物館マリンメイトの3人を1日海上保安部長・海上保安官に任命。午前10時からは海上保安庁の巡視艇を先頭に、各官署などの船艇がパレードした。午前中から30度を超すほどの暑さだったが、通常は一般の乗客を乗せない船の体験乗船などもあり、家族づれなど多くの人でにぎわった。

 当初は一般公開などが予定された船艇のうち国交省・近畿地方整備局の海面清掃兼油回収船「Dr.海洋」など4隻が参加できなかった。神戸市の消防艇「たかとり」も不参加で、パレード時の放水も見られなかった。今月上旬の西日本豪雨に伴う復旧活動などに就役した影響などを受けた。神戸港ボート天国の日に、神戸海洋博物館前の掲揚柱とポートタワーの頂上に掲げる「ゼロ災害旗」は、豪雨での犠牲者を悼んで半旗にした。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告