三ツ星ベルト株が急落 前週末の上げを帳消し、値下がり率3位
- 2018/06/25
- 15:26
25日の東京株式市場では三星ベ(5192)が急落した。終値は前週末比236円(14.88%)安の1350円と、東証1部の値下がり率ランキングで3位になった。前週末の上げ幅(234円)を帳消しにした。特に目新しい買い材料のないまま前週末に急伸した反動で、取引開始直後から利益確定の売りが膨らんだ。下げ幅を拡大すると見切り売りも増え、売りが加速する展開になったもようだ。
前週末に同社株が買われるきっかけとして、円安進行による収益の上振れ期待があった。同社が想定する2019年3月期の為替レート(1ドル=100円)に比べ、現在の円相場が円安・ドル高水準で推移しているためだ。週が明けて25日の外国為替市場で円相場は1ドル=109円台半ばで推移したが、前週末に比べれば上昇。これが利益確定の売りを出すきっかけになったとの見方もあった。
前週末に大幅高だった銘柄ではTOA(6809)も急反落。終値は前週末比95円(7.49%)高の1173円だった。25日の下げ幅は、前週末の上げ幅(134円)よりもやや小さかった。
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