大丸神戸店、5月の売上高が実質1.1%減 夏物衣料が鈍い動き

 J・フロントリテイリングは15日、大丸神戸店の5月の売上高が実質で前年同月比1.1%減だったと発表した。前月まで好調だった反動が表れたほか、上旬の気温が前年に比べて低かったことから、夏物衣料品の動きが鈍かったもよう。ただ前月までの好調もあって3〜5月の累計では前年同期比3.1%増になった。

 大丸神戸店では周辺店舗のテナントを賃貸借契約に順次変更。これらの売上高は不動産事業に移管が進む。移管前のテナント売上高を前年分に含むと、5月の売上高は前年同月比6.7%減、3〜5月期は1.9%減になる。

 Jフロント傘下の百貨店事業は総じて堅調で、化粧品や高級時計がどが引き続き伸びた。衣料品も高級ブランドが好調だ。訪日客が引き続き収益をけん引しているとみられる。傘下の大丸松坂屋百貨店では全体で、免税売上高が前年同月比で56.2%増(客数58.2%増、客単価1.2%減)だったという。

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