兵庫県、個人向け公募地方債を2年ぶり復活 利回り0.1%、発行額15億円

20180604井戸兵庫知事

 兵庫県は4日、同県政150周年記念事業の一環で個人向け(住民参加型)の公募地方債を発行すると発表した。正式な発行条件の決定は8日としているが、応募者利回りは0.1%、発行額は15億円にする。一口5万円以上、5万円単位で販売。1人で購入する場合は3000万円を上限にする。兵庫県は利回り低下で金融商品としての魅力が薄れるとして、2017年度から個人向け公募債の発行を見送っていた。だが、実質的には2年ぶりに復活させる形だ。

 満期(年限)は5年で、満期一括償還。150周年記念式典を開催する7月12日を発行日にする。毎年1月と7月の12日に利払いを受ける。募集期間は11日〜7月3日。購入者は特典として、兵庫県知事からの感謝状を受け取れる。

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は4日の定例記者会見で「定期預金などに比べると大変有利ですので、お求めいただきたいと思います」と述べ、兵庫県債への投資を発行体として呼びかけた。

 取扱金融機関は三井住友銀行、みなと銀行、池田泉州銀行、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、大和証券、SMBC日興証券、野村証券、岡三証券、岩井コスモ証券、丸三証券、池田泉州TT証券。

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