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理研とオーガンテクノロジー、毛髪のもと「毛包」再生をマウスで実験

 理化学研究所と再生医療関連のベンチャーであるオーガンテクノロジーズ(東京都港区)は4日、毛髪のもとになる器官「毛包(もうほう)」を再生して脱毛症を治療する技術について、マウスで実験を始めると発表した。人間で実施する臨床研究の前段階である非臨床試験として実施。安全性を確認して数年内には臨床研究に移りたい考えだ。

 理研は2007年に細胞を操作して器官の元になる器官原基を作る技術を開発。12年には毛包の再生を実現していた。その後、これが脱毛症の治療につながるとみて研究を進めていたという。毛包の再生自体はマウスなどでも実験を重ねたが、今後は非臨床試験の手続きに沿って毒性や造腫瘍性、染色体異常などを調べる安全性を調べる。

 毛包になる細胞の製造や品質管理、非臨床の安全性試験については将来の臨床試験(治験)をにらみ、医薬品医療機器総合機構(PMDA)と相談しながら進めている。7月から非臨床試験の毛包を製造を始め、年内には安全性試験を終了する予定という。その後、専門家による審査や厚労相に計画を提出するなどして、臨床試験に入る。

 理化学研究所では生命機能科学研究センターの神戸地区(旧多細胞システム形成研究センター、神戸市中央区)が中心になった。オーガンテクノロジーズは神戸市中央区の神戸医療産業都市に研究開発拠点を構えている。

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