ロイヤルパークホテルが神戸に進出 三菱地所が開発新築、三宮に20年秋開業へ

 三菱地所は、傘下のロイヤルパークホテルアンドリゾーツ(東京都千代田区)が2020年秋に神戸市中央区の都心三宮地区で、ホテルを開業すると発表した。ロイヤルパーク系列のホテルが神戸市内で開業するのは初めてで、兵庫県としても初のプロジェクトになる。訪日外国人観光客の多い京都市や大阪市で複数の出店を計画してきたが、同社としては空白になっていた神戸にも出店し、多様化する宿泊需要に対応する。

 約140室の中規模ホテルになる計画だ。新たなホテルの具体的な場所は明らかにしていないが、JR三ノ宮駅から徒歩圏内とみられる。三菱地所は神戸経済ニュースの取材に対し、ホテルは三菱地所が開発して新築すると説明した。ビル完成後も所有者は同社のまま、ホテル運営会社のロイヤルパークが入居。JR三ノ宮駅の駅ビルなどに入居するわけではないとしている。

 ロイヤルパークは全国的にホテルの出店を加速している。既存店舗では2561室を運営。さらに今後、今回の神戸市での計画も含めて22年秋までに1550室の運営を開始する計画を発表している。20年春にザ・ロイヤルパークホテル・大阪御堂筋(約350室)、21年秋にザ・ロイヤルパークホテル ・京都烏丸御池(約200室)などの開業を予定する。

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