神栄、東証に「改善状況報告書」を提出 架空取引問題で

 神栄は30日、中国子会社の幹部らが実態のない取引(架空取引)や、仕入先への販売(循環取引)を繰り返していたことが発覚し、2016年3月期と17年3月期の決算を訂正した問題について、「改善状況報告書」を東京証券取引所に提出したと発表した。昨年11月24日に「改善報告書」を提出してから6カ月が経過したことから、再発防止策などの実施状況を改めて報告した。

 今回の報告書では、組織改革や与信管理の徹底などを通じて改善策はおおむね機能していると示している。改めて実施した内部監査でも、新たな問題がないことを確認。さらに内部通報体制も強化したという。引き続き社内の統制強化に取り組む姿勢を強調した。

 東京証券取引所は30日、神栄から改善状況報告書の提出を受けたと発表。31日から2022年11月24日までの期間、今回の報告書を縦覧する。

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