J1神戸にイニエスタ、経済効果100億円超の見方も 第一生命経済研が試算

20180525ノエスタ神戸

 第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは25日、サッカーJ1のヴィッセル神戸がスペイン代表のアンドレス・イニエスタ選手を獲得したことを受けて「直接的な経済効果だけも100億円を超す可能性がある」との見方を示した。現役のスペイン代表選手とあって、過去の大物外国人選手よりも経済効果が大きいことを前提に、観客動員数の増加や宿泊、飲食などの需要増などを織り込んで試算した。

 永浜氏は「プロサッカーの関連市場の規模が2000億円を超えており、大きな産業になっている」と指摘。産業の連関を考慮すると、最終的な経済波及効果は100億円から、さらに大きくなる可能性もあるという。海外から日本へのサッカー観戦需要なども見込まれ、経済効果を押し上げる。現在Jリーグで6位の神戸が優勝争いに参加し、地元が盛り上がるようだと経済効果にも一段と期待がかかりそうだ。(写真はJ1神戸のホームグラウンドであるノエビアスタジアム神戸)

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