兵機海運、神戸市兵庫区に倉庫3棟を新設 約9億円を投入

 兵機海運は22日、神戸市兵庫区の港頭地区で倉庫3棟を新たに建設すると発表した。約1万平方メートルの敷地を借り入れ、延べ床面積4770平方メートルの上屋を建設。3棟すべて平屋の予定だ。海運貨物の増加に対応する。総投資額は税込み約9億円を見込む。

 主に輸出貨物を取り扱う摩耶倉庫(神戸市灘区)が「飽和状態」で、付属設備の老朽化も進んでいるため。新たに倉庫を建設することで事業の効率を高め、海運貨物取り扱い事業との相乗効果をねらう。7月上旬にも着工。2019年4月の本格稼働を予定している。

 19年2月にも物件の引き渡しを受ける計画だが、同4月に本格稼働とあって、19年3月期の収益への影響は軽微とみている。

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