11日の決算発表(1)バンドーは円高・原材料高も増益に、山陽電は微減
- 2018/05/13
- 00:09
バンドー化学は11日、2019年3月期の連結純利益が前期比4%増の50億円になりそうだと発表した。中国や東南アジアなどで需要が伸びる。増収で原材料高や円高によるコスト増などを吸収する見通し。業績予想の前提になる為替レートは1ドル=105円とした。売上高は3%増の940億円、営業利益は3%増の65億円を見込む。
山陽電気鉄道の今期は、純利益が前期比微減の23億円を見込む。不動産業や流通業などが伸びて営業増益を見込むが、特別損益の計上で純利益は伸び悩むという。営業収益は3期ぶりに増加して前期比7%増の504億円、営業利益は5%増の35億円になる見通し。
今期から関西みらいフィナンシャルホールディングスの傘下に入ったみなと銀は、上場会社としては最後の18年3月期決算を発表。連結純利益は前の期比8%増の76億円だった。4期ぶりに増益になった。
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