アジュバン株が大幅安、年初来安値を更新 今期の大幅減益予想を嫌気

神戸株アイコン

 23日の東京株式市場ではアジュバンコスメジャパン(4929)が大幅に続落。終値は前日比85円(8.02%)安の975円だった。一時は974円まで下落し、年初来安値を更新。東証1部の値下がり率ランキングで4位になった。前週末20日に発表した2019年3月期の連結業績予想で、純利益が前期比63%減の1億1500万円になる見通し。今期の大幅な減益予想を嫌気した売りが膨らんだとみられる。

 18年3月期と17年4〜12月期の連結業績を比較すると、18年1〜3月期は営業赤字になった計算だ。足元で急速に業績が悪化したとの見方が浮上したもよう。同社株は今年に入って1000円の節目を下値に底堅く推移し、先週末にかけて底堅さを好感したとみられる買いも入り始めていたようだ。このため収益悪化の見通しを受けて、改めて買いづらさも意識されたといえそう。

▽関連記事
アジュバン、23年3月期の売上高100億円めざす 自社開発品を投入・中期計画 (2018/04/20)

▽関連コンテンツ
メールマガジン「今日の株式相場」

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

カレンダー

11 | 2023/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

広告

広告

神戸経済ニュースからのお知らせ