「神戸ならでは」のラグビー観戦ツアー好調 首都圏からも参加、JTBが企画

 6月16日にノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で開催するラグビー日本代表対イタリア代表の試合を見ると同時に、ラグビートップリーグの強豪である神戸製鋼「コベルコスティーラーズ」の練習場を見学、移動中には試合の見どころを元日本代表監督が解説--。ラグビー日本代表オフィシャルサポーターであるJTBが神戸での日本代表戦を盛り上げようと、ラグビー漬けのツアー「元日本代表選手と行く、日本代表応援ツアー《神戸コース》」を企画した。3月16日に発売し、問い合わせの出足は好調という。

20180422灘浜グラウンド


 ツアーは試合当日である6月16日の午前10時に山陽新幹線の新神戸駅に集合。午前中は、普段は一般開放しないコベルコスティーラーズ灘浜グラウンド(神戸市東灘区、写真)を見学する。新神戸駅からは専用のバスで移動。元日本代表監督の萩本光威さんによる見どころの解説を車中で聞いたうえで、午後2時キックオフの日本代表戦に臨む。ポイントは灘浜グラウンド見学の後に、導線も良い「灘の酒蔵」見学を盛り込んだこと。「神戸ならではのツアーにするため」(JTBの広報担当者)という。

 日本代表戦の観戦チケット付きで、税込み1万5000円。試合後は専用バスで移動して新神戸駅で解散だ。「首都圏などから熱心なラグビーファンが参加を予定している」(JTB)という。スポーツ大会にちょっとした神戸観光という組み合わせは、改めて神戸を観光で訪れようという呼び水になる可能性もある。来年のワールドカップ(W杯)日本大会に向けて、一見ラグビーとは関係なさそうな観光需要の盛り上がりにも、期待が高まるかもしれない。

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