ケミプロ株が大幅高 進捗率高く上方修正期待か

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 19日の東京株式市場ではケミプロ化成(4960)が大幅高。終値は前日比16円(5.14%)高の327円と、この日の高値になった。同社の2017年4〜12月期の単独営業利益は前年同期比18%減の3億4500万円だった。18年3月期の会社予想は前の期比18%減の3億7000万円で、12月までに進捗率が93%に達していたことから、ケミプロが会社予想を上方修正するとの期待感が高まったとみられる。

 プラスチックの劣化を抑える紫外線吸収剤や酸化防止剤といった化学品を製造する。独BASFが主要顧客とされ、欧州の景気回復で恩恵を受けたとの見方も浮上しやすいようだ。ケミプロは5月11日に18年3月期の決算発表を予定する。チャート上では、一目均衡表で抵抗帯とされる「雲」の下限に跳ね返されず、突入して取引を終える形状になった。

 業績面での期待に関連する動きでは、20日に18年3月期決算の発表を予定するアジュバンコスメジャパン(4929)の上昇も目立った。終値は前日比35円(3.39%)高の1067円だった。

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