千寿製薬が神戸医療産業都市に進出 神戸市内の拠点を集約

 「マイティア」ブランドの目薬などで知られる医薬品製造の千寿製薬(大阪市中央区)は4日、神戸市中央区のポートアイランドにある神戸医療産業都市で、研究開発拠点になる土地と建物を購入したと発表した。神戸市内に分散する事業所を1カ所に集め、生産性を高めるのがねらいとしている。購入は3月30日付で、価格は明らかにしていない。

 敷地面積は約1万平方メートルで、建物は地上6階建て。10月には新たな事業所として稼働する計画だ。同社は現在、関西支店の神戸オフィスが神戸市中央区の旧居留地に、研究開発の関連施設が神戸市西区の神戸ハイテクパークとポートライナーの医療センター前駅(神戸市中央区)付近にある。これらが同じ建物に入ることで、情報交換や他部所との連携などがしやすくなる公算だ。

 同社は2月に、大阪市中央区瓦町で新本社ビルを完成させていた。

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