名誉館長にコシノヒロコさん 神戸ファッション美術館、最新作など展示へ
- 2018/04/03
- 21:04

神戸市は3日、神戸ファッション美術館(神戸市東灘区)の名誉館長に世界的なファッションデザイナーのコシノヒロコさん(写真=神戸市の発表資料より)が1日付で就任したと発表した。任期は5年。コシノさんから美術館に対して助言を得るほか、コシノさんが制作した衣服の最新作や美術作品なども展示も検討している。
コシノさんは1937年生まれで、1982〜93年には仏パリ・コレクションに参加。世界的な評価を得た。現在は芦屋市と東京都を拠点に活動している。コシノさんは神戸市を通じて「兵庫県民として、そしてファッションという文化を担う一員として、微力ながらもお役に立ちたい」とのコメントを発表した。
神戸ファッション美術館は公立では初めてのファッションをテーマにした美術館として1997年に開館。ファッション関係の本や雑誌を集めた図書室や、円形ホール(オルビスホール)を備える。2016年度の入館者数は25万1500人だった。現在は休館中で、14日に常設展「数字で見る神戸ファッション美術館」を新設して開館する予定だ。
- 関連記事
-
- カワサキワールドの入場者数が過去最多 2017年度 (2018/04/04)
- 兵庫県、旅行サイトのエクスペディアと連携協定 「ゴールデンルート」などPR (2018/04/04)
- 名誉館長にコシノヒロコさん 神戸ファッション美術館、最新作など展示へ (2018/04/03)
- 旧居留地ナイトマーケット、31日に第2回を開催 休憩スペースなど増やす (2018/03/16)
- 阪急神戸線、観光地を描いたラッピング電車 17日から運転 (2018/03/15)
広告