アシックス、国内で施設管理事業を強化 東京で初の受託も

 アシックスが国内で公共スポーツ施設の管理を受託する事業を強化している。4月から東京都豊島区の3施設を受託と、東京都内でも初の施設管理に乗り出した。4月から新たに受託するのは豊島区を含めて5カ所16施設。アシックスは、これまで23施設を運営した経験があるが、地域のスポーツ振興を通じて、スポーツ人口の増加などにつなげたい考え。管理は国内販社である子会社のアシックスジャパンが担う。

20180403アシックスが受託した施設

 同社は2014年以来、神戸市や山口県防府市などで施設運営を手がけているほか、東京都墨田区は自ら事業主体になってランニングやヨガを楽しむ拠点を開設。トップアスリートと直接、触れ合うランニング、水泳、バレーボールなどの教室が好評という。今後はスポーツ教室や、デイサービスなどで得たノウハウを新たに時間りを受託した施設にも投入。健康増進に寄与するプログラムなどを提供する計画としている。

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