バンドー、今期純利益5%増に 植野社長、高機能エラストマー「黒字めざす」

20240515バンドー化学

【神戸経済ニュース】伝動ベルト大手のバンドー化学(5195)は15日、2025年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比5%増の65億円になりそうだと発表した。海外で日系自動車メーカーの生産回復が見込まれる「自動車部品事業」、農機などが伸びる「産業資材事業」で増益をめざす。前期は損失を計上した「高機能エラストマー事業」については、「付加価値の高い製品の販売を伸ばし、プラス(黒字)をめざす」(記者会見した植野富夫社長)と収益改善をめざす。

 売上高に相当する売上収益は2%増の1100億円、営業利益は24%増の96億円を見込む。「設備投資、減価償却費、研究開発費は中期経営計画の中で示しているとおり、安定的、計画的に進めており、ほぼ前期と同水準を見込んでいる」と説明した。業績予想の前提としているの為替レートは対ドルで1ドル=145円と、ほぼ前期(145円35銭)を想定。売上収益と純利益は前期に続く過去最高になる見通しだ。

 年間配当金は前期比4円増配の76円(うち中間38円)の計画と、4期連続の増配を予定する。前期の期末配当は34円の予定を38円に増額し、中間配34円と合わせて年72円配とした。

 同時に発表した24年3月期の連結決算は、純利益が前の期比8%増の61億円だった。東南アジアなどでの日系自動車メーカーの生産回復で恩恵を受けたという。工業用フイルムの販売減や、プリンターなどの部品であるローラーやブレードの販売減で「高機能エラストマー事業」は損失を計上。「自動車部品事業」「産業資材事業」の利益で補った。売上収益は5%増の1082億円、営業利益は6%減の77億円になった。

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