阪急神戸線、観光地を描いたラッピング電車 17日から運転
- 2018/03/15
- 17:29
阪急電鉄は15日、沿線の観光地を車両に描いたラッピング電車を17日から運転すると発表した。阪急神戸線では8両編成の1編成に、メリケンパークや六甲山、夙川の桜などを描く。デザインには人気ロックバンドのASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン・カンフー・ジェネレーション=アジカン)や、さだまさしさんらのCDジャケットなどを担当した宝塚市出身のイラストレーター、中村佑介さんを起用。2019年3月末まで約1年間の運転を予定する。
車両に描く風景のテーマは「爽風(KAZE)」。中村さんは、いろいろな人の思いを電車がつないだり、いろいろなものが電車を通じて出会ったりすることをイメージしたという。梅田側から1両目、3両目、6両目、8両目(最も神戸側)に描く風景は、王子公園の「陸」と同時にハーバーランドの「海」を描く(図=阪急電鉄の発表資料より)など、「昼と夜」「動と静」など対比的なイメージを盛り込んだ。梅田から2、4、5、7両目には愛称として「爽風」のロゴマークを描く。
阪急電鉄は京都線、宝塚線でも沿線の観光地を描いた電車を1編成ずつ投入。京都線のデザインはメルヘンな画風で知られるイラストレーターの永田萌さん、宝塚線はマンガ「ベルサイユのばら」の著者である池田理代子さんをそれぞれ起用。いずれも17日から19年3月末まで運転する。
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