三星ベ、今期純利益31%増に 一般産業用が回復へ・JSR株売却で最高益に

20240514三星ベ

【神戸経済ニュース】伝動ベルトの三ツ星ベルト(5192)は14日、2025年3月期の連結純利益が前期比31%増の93億円になりそうだと発表した。政策保有していたJSR(4185)株式について、政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)が実施したTOB(株式公開買い付け)への応募で売却が決まり、34億円の特別利益を計上するのが寄与する。ベルトの販売も伸び、純利益は2期連続で最高益を更新する。

 売上高は5%増の885億円、営業利益は17%増の90億円を見込む。営業利益は過去最高の見通し。半導体不足の解消による自動車製造の回復は続くことから、自動車用ベルトの需要回復が続く。加えて前期は不調だった一般産業用のベルトも在庫調整が一巡し、回復に転じる見通しだ。今期の設備投資は62億円(資産計上ベース)、減価償却費は44億円を計画している。

 業績予想の前提とする為替レートは1ドル=140円と前期(144円60銭)よりも円高を想定する。1円の円安進行で売上高は約3億円、営業益は約5000万円の追い風になる。年間配当は前期比70円減の180円(うち中間90円)とした。

 同時に示した24年3月期の連結決算は、純利益が前の期比微増の71億円だった。ベルト事業が苦戦したが、建設資材事業は改修工事の需要回復で建築部門と、大型工事物件の寄与で土木部門が、ともに販売が伸びた。売上高は1%増の840億円、営業利益は14%減の77億円になった。

 あわせて27年3月期を最終年度とする新たな中期経営計画も発表した。最終年度の目標は売上高915億円、営業利益105億円とした。前期までは配当性向100%を掲げていたが、新中計では「株主資本配当率(DOE)5.4%程度で、1株あたり180円以上」を目安にする。期間中に自社株買い30億円を予定する一方で、政策保有株式の売却額は50億円(前期までの2年間は15億円)を目安とした。

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