住友ゴムの今期、純利益一転3%増に上方修正 円安で1〜3月に最高益

20240513住友ゴ

【神戸経済ニュース】タイヤ大手の住友ゴム工業(5110)は13日、2024年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比3%増の380億円になりそうだと発表した。従来予想である微減の370億円から上方修正し、一転して増益になる見通し。年間のタイヤ販売本数は想定を引き下げるが、円安によって採算が改善。下期に原材料価格がさらに上昇する影響を織り込んだが、これを吸収して純利益が上振れする見通しだ。

 売上高に相当する売上収益が2%増の1兆2000億円、営業利益が5%減の610億円になる見通しは据え置いた。年間のタイヤ販売本数は前期比微増の1億0846万本になる見通し。従来は1億1100万本を想定していた。国内では、足元でダイハツの生産停止による影響を受け、年間でも新車向けタイヤは前期比9%減になる。従来予想では1%減だった。海外でも東南アジアを中心に、増加幅を従来予想よりもやや小幅に見積もった。

 年58円(うち中間29円)の配当計画は維持した。

 同時に示した24年1〜3月期の連結決算は、純利益が前年同期比6.2倍の248億円だった。1〜3月期としては最高益を更新。海外市販用タイヤが北米や欧州で伸びた。石油系の原材料価格や、海上運賃の上昇が一服。円安進行もタイヤ事業の利益を53億円押し上げ、欧州でのテニスの販売減などによるスポーツ事業の減益を補った。売上収益は5%増の2913億円、営業利益は2.7倍の206億円といずれも過去最高を更新した。

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