トーホー、2月の売上高0.1%減 業務用現金卸売りが9カ月連続で前年比減

 トーホーが9日発表した2月の売上高動向は、前年同月比0.1%減だった。2カ月ぶりに前年同月比で減少した。キャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)事業が9カ月連続で前年同月を下回った。同事業で主力の業務用スーパー「Aプライス」はおおむね堅調だったが、トーホー・C&C静岡の競争激化などが響いた。

 C&Cの売上高は前年比1.3%減、既存店で0.4%減だった。主力の業務用食品卸売事業の売上高は前年比1.3%増と増収を確保したが、補い切れなかった。

 前期にかけて不採算店を閉鎖して5店舗減になった影響で、食品スーパー事業は前年比2.9%減。ただ既存店ベースでは1.2%増と増収になった。

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