(動画)姉妹都市「絆を讃えて」 米シアトルから神戸市に「ストーリーポール」



【神戸経済ニュース】米シアトル市、シアトル港、シアトル神戸姉妹都市協会は22日、老朽化によって撤去したトーテムポールに代わる新たな木像「ストーリーポール」を神戸市に寄贈する式典を、神戸市中央区の東遊園地で開催した。式典にはシアトル市のブルース・ハレル市長に加え、今回のストーリーポールを作成したショーン・ピーターソン氏、以前のトーテムポールを作成したジョセフ・ヒレア氏の孫らが来日して参加。神戸市からは久元喜造市長らが出席し、参加者は日米合わせて約70人になった。

 トーテムポールとは、米アラスカやカナダなど北米の太平洋沿岸に暮らす先住民族が、古くは家族の出自を表すことなどを目的に建てたとされている。現在では先住民族の象徴として記念碑的に建立。神戸市に寄贈するにあたり、ハレル市長は「アート作品」と説明した。従来は慣例でトーテムポールを呼んでいたが、神戸市は最近の先住民族の出身者らにならって、新たに寄贈を受けたものを「ストーリーポール」と呼ぶことを決めた。

 新たに送られたストーリーポールには「絆(きずな)を讃えて」と作品名が付けられた。寄贈式典は古来ストーリーポールを作成してきた先住民族「コースト・セイリッシュ」の儀式に基づいて開催。民族衣装を身につけた部族のリーダーらが、部族に伝わる歌で永遠に続く友好や平和を願った。建立したストーリーポールは、覆っていた黒い布をハレル市長らが取り除いてお披露目した。先端には米国の象徴であるワシをデザインしたのが特徴だ。

 1957年に神戸市とシアトル市は姉妹都市提携を結んだのを記念して1961年にシアトル市から送られ、神戸市役所北側の広場(旧花時計広場)に設置されたのが初代のトーテムポールだ。長年風雨にさらされたため破損や腐食が激しく、2015年に撤去。神戸市は「しきたりにならって」(久元喜造市長)森林植物園に横たえて、土に返すことを決めた。これを受けて17年にシアトル市が新たな木像彫刻の寄贈を検討。姉妹都市65年、シアトル港との姉妹港55年にあたる2022年に、シアトル市は神戸市へのストーリーポール寄贈と作品イメージを発表していた。

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